國分農場の想い

私たちは「心も体も健康な牛」を
育てたいと思っています。
牛の体も食べたものからできていますが、
牛は味の好みが複雑で、
食欲が落ちることもしばしば。
食が細い牛は病気になりやすく、
大きくもなれません。
どうしたら毎日安定して食べてくれるのか。
私たちは試行錯誤した結果、
生後8か月の素牛ではなく
2か月の仔牛から育てることにしました。
まだミルクを飲む時期の2か月から
農場になれてもらい、
胃袋を大事に作っていく。
畜産家としては大きなチャレンジです。
先代から取り組んできた
エコフィードと組み合わせ、
酵母発酵させた自社製の飼料を作り、
牧草地も少しずつ増やしてきました。
牛は暑さが苦手なので安達太良高原の風の
流れを取り入れた牛舎はもちろん、
1日3回、餌を攪拌することで
牛の食欲を落とさないようにしています。
他にも小さな手間がたくさんかかりますが、
牛たちが健やかであるために
必要なことと思っています。
國分農場2代にわたり社員たちと築きあげた
育て方は牛たちにとって幸せな
環境であると信じ、
「好かれる良い牛づくり(好く良か)」のため
今日も牛たちと向き合っています。

國分農場スタッフ一同

会社概要

法人名 國分農場有限会社
代表取締役 國分秀作
所在地 〒969-1302
福島県安達郡大玉村玉井字小高倉82
TEL 0243-48-3888
FAX 0243-48-2902
MAIL [email protected]

沿革

1969年 創業、福島県二本松市にて
養豚母豚5頭からはじまる
1976年 規模拡大により、
現在地の大玉村に移転
1983年 母豚250頭になる/
ロータリー式撹拌機&堆肥舎建設
1984年 養豚からホルスタイン肉牛
肥育に移行はじめる
1990年 交雑種肥育600頭
1999年 コクブ式コンポストシステム
共同開発&特許取得
2000年 酵母発酵飼料の生産はじまる/
コクブ式リサイクルプラント開発
2003年 「國分酵母牛」商標登録
2008年 交雑種から和牛へ
移行しはじめる
2011年 和牛600頭
2020年 あだたら高原 酵母和牛 1,250頭
2024年 「あだたら酵母和牛を
応援する会」発足